(2015.10.21)
35年以上前に右足十字靱帯切断、半月板骨折をして、近場の医者に誤診され、駿河台日大に行き、先のような診断をされました。
腸脛靭帯で押さえる手術をし、その2年後くらいに、人工靱帯を入れ、それも1年くらいで切れて、ずっとそのままの状態で、山にスキーにとがんばってきました。
膝をだましだましここまでは山に行ってきました。
しかし、昨年から、特に膝の痛みがひどくなり、昨年はガイドの仕事も断ったりしてきました。
今年になり、しゃがみ込みも、立ち込みもできなくなり、もうだめかと。仕事にも沿い症が出てきました。
人工関節を入れなくてはだめかなあと。そうこうしていると左足も調子が悪くなって。。。。
人工関節にすると、「山はだめ、人工関節は痛みを感じないため、山の中で重大なことになると助からない。」と先生に言われました。というのは、何かあっても痛みを感じない分、負担がかかっても感じないため、とのこと。また、過度の負担は人工関節の寿命も短くするとのこと。
でも、どうしても人工関節にすることはいやだったので、我慢して、筋肉つけなくちゃと。
その内、日大の斎藤先生が定年で、新しい先生を紹介するということになり、
先生から「人工関節が得意な先生と、人工関節じゃない手術をする先生とどちらがいい?」と聞かれ、即答で、「人工関節じゃない先生」と答えていました。
新しい先生は森本先生(スポーツ診療)。
森本先生は足の状態を見て、
「将来運動できるように手術にチャレンジしてみませんか」
「骨切りの手術をしてみませんか?大磯に有名な先生がいて、80才の女性が手術をして、マラソンまでできるようになりましたよ。」
「僕でいやなら、その先生を紹介しますよ」
「僕で良かったら、一緒にがんばってみませんか?僕もスポーツ診療の医者ですから」
といってくれたので、この先生にかけてみようと考えました。
そして、今年、4月23日に右足膝の十字靱帯再生と骨切りの手術を行い、4週間入院。
更に8月31日に左足の骨切り手術を行い、3週間入院。
今現在(2015.10.21)、まだまともに歩けない状態ですが、手術の経過は順調だそうです。
右足のレントゲンです。 膝の中の人工靱帯やらなにやら綺麗にして 十字靱帯再生手術と骨切りの手術を行いました。 |
左足のレントゲンです。 内則靱帯が伸びていましたが、手術するほどではなく 骨切りの手術をしました。 こちら側は少しH脚にしたそうです。 |
両足ともボルト入りです。
これからも歩く練習をして、今までの歩き方ではない歩き方をしなくてはいけません。
なかなか、思ったより大変なことになっています。
足の裏の着き方、股関節の使い方、膝の使い方、すべて今までとは異なる使い方が必要だそうです。
しかし、身体や頭は手術以前の使い方をしようとします。
意識をして変えながら、無意識で今の足に合った歩き方ができるまでにならなくてはいけません。
さらに、かばって歩いていたために筋肉もあまり付いていないので、筋肉強化も必要です。
足の調子に合わせたことになり、自分で思っていたよりは長い時間がかかりそうです
それでも、なるべく早く山に行けるように、仕事ができるようにしたいと思っています。