清掃という仕事で思うこと

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清掃という仕事に着いて今月3月で2年になります。
はじめは品質管理課で巡回や立ち上げ清掃などの仕事をしていましたが、
半年が過ぎた一昨年10月から今の現場に配属になりました。
今の現場はちょうど1年半になります。
マンションの日常清掃と定期清掃が仕事です。

マンションは主に共用施設、共用通路、エントランスなど
専有部分以外はほとんどすべてが範囲になっています。
ただ、その範囲も契約仕様によって違ってきますが。

ただ、清掃の仕事はきりがなく、
毎日の積み重ねでしか結果は出てきません。
建物や建材の耐久年数を考えながら
どのように清掃すればいいのか。
限られた時間でできることは何か

少しでも綺麗に維持して、どこまで綺麗にしていくかということは
結構難しいことです。

時間とやり方・工夫、スタッフ同士の助け合いなどで
清掃の中身が違ってきます。

よりよい清掃をするために

スタッフに作業ではなく仕事としてどのようにしてもらうか、
働きやすい職場をどのように維持していくか
清掃という仕事をどう理解してもらうか。
簡単なようで結構難しいことです。

しかし、今の現場のスタッフは本当によい人が多く、
みんな楽しそうに助け合って
よりよい仕事をしてくれています。

私がこの現場に来て1年半になりますが、
かなり綺麗になってきたのではないかと思っています。
それもこれもスタッフが
本当に良くやってくれているおかげだと思ってます。
結構私って恵まれてるんだと思います。

いろいろクレームも多いところですけど、
床面一つとってもウッドあり、石あり、タイル有り、
石床材でも、ライムストーンに砂岩、御影石に大理石と多彩です。
そのメンテナンスをどうするか、どう補修していくかだけでも
結構考えさせられるので結構おもしろいです。

木床もしかりです。
建材がその場所の環境に応じて変化していくわけで、
その維持はどのようにするべきか
難しい問題ばかりです。

その建物の立地条件で
汚れ具合、汚れの種類が違ってきますし、
その汚れに対して対応も違ってきます。

この仕事をして分かったことは
どんな仕事でも結構奥深いということ、
たかが清掃というけど
その中身は奥深くてきりがないと感じます。


たかが清掃されど清掃なんでしょうね。