（ ”住んでみたら”その7 南アフリカ） 1992年7月30日付日本経済新聞 全国版掲載
ここ南アでも、近年「自然保護」が大きな問題となっています。私はこの数年前から地元の自然保護の会に入り、川沿いの遊歩道の環境を整備するボランテイア活動に参加しています。が、会員が一人減り、二人減り・・・。この国でも環境保護運動の難しさに直面しているようです。先頃、約３０人の日本人中間と、地元の中学生達とで協力してゴミ拾いをしたところ、地域の住民でさえ無関心なのに、よく日本人がと、会員達から感謝され、とても嬉しい思いをしました。
（ヨハネルブルグ在住 阪本公一 52歳）