45. 剣岳 早月尾根 春合宿

(2011.05.05)

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日程:2011.4.29〜5.3
場所:剣岳 早月尾根
メンバー:春合宿 n水、a山、m月、o方、σ(^_^) 
ゲート前での準備
ゲートで記念撮影
林道歩き
 
馬場島荘の炊事場にテントを張る 
 
 松尾平手前までは夏道を行く
 
 早月小屋前のテントの中で
 
 5/1朝
 
 5/1朝テント前で
 
 
コースタイム:  ( )内の標高は高度計による
4/29 晴れ時々小雨、現地は曇り
     6:00自宅出発、新宿(車)7:155出発 〜 16:00馬場島ゲート着(馬場島荘6キロ手前)。
     馬場島ゲート16:25 − 17:55 馬場島荘 (泊)

4/30 曇りのち雷雨。強風
     起床4:00 馬場島5:30−6:30休憩(930m)6:40−7:40休憩(1160m)7:50−8:50休憩9:00−
     10:10休憩1600mの標識(1485m)10:20-11:25休憩(1800m)11:35−12:20休憩(1965m)
     12:30−13:45早月小屋 (泊)

5/1 朝の内突風 のち風強、曇り時々小雨、夜大雨
    起床4:00、アタック隊停滞、5:30下山組出発、突風が強くすぐに戻る。 11:50発−12:45休憩(1960m)−
    12:50−13:50休憩1600m標識(1585m)14:10−15:05休憩・松尾平手前(1100m)15:20−
    16:00松尾平終了16:10−16:20早月尾根終了−16:25馬場島荘16:45−17:45ゲート着

5/3 高曇り
    ゲート9:50車着 11:00アタックの二人到着 12:00 みのわ温泉  22:00自宅到着

今年の春合宿は人数が少ないこともあり、現役とOBが一緒に行くことになる。当初は現役3名、OB3名だったが、出発前日n宮さんがぎっくり腰になり、5名で出発。現役の内、m月さんは新人で、雪山に行ったことがないとのこと、また、σ(^_^)は10日前くらいに右足膝をひねって痛みがあり、とうてい頂上は行けないのでm月さんを早月尾根から降ろす役目を担う。ただし、馬場島まで行けたらの事だけど。。。
車を出すことになっていたので中止にするわけにも行かなくて、アッシーとして参加。

4/29 現地の天気は雲があるが晴れ

自宅を朝6:00に出発、代々木にてn水さんを拾い、新宿へ。
m月君が15分遅れてきたので7時出発が7:15になる。5人と山道具一式5人分を車に積むとかなり、車が重く感じられる。バックミラーからは後ろが見えず、サイドミラーで確認。
高速はまずは順調に。しかし、やっぱり、GW。渋滞にはまり、ナビでは12:30到着予定が16:00ゲートに到着。
ここからそれぞれ荷物を背負い、6kmの林道歩き。
1.2mの積雪があると聞いたが、道路には雪が無くスノータイヤの役目果たせず?ってかんじ。
私は足の調子が悪いので、まずは馬場島荘まで行ってみて、登れるかどうか。このまま明日ゲートに帰ってきて待機って事もあり得る。
どうせ頂上へは行かないのだから、一応持ってきたガチャ類や、ヘルメットをおいていく。ちょっと寂しい。。。。

約2時間かけて馬場島荘へ。馬場島荘に挨拶をしてテントを張るところを確認。
炊事場にテントを張っていいとのことだったので、4人天と2人天を張る。水は出ているし、電気はつくし、トイレも側にあり快適に1日目の夜は過ごせた。

4/30 曇りのち雷雨。後強風

朝は曇り、出発前の天気予報では明日は天気が崩れるが、今日は持ちそうだとのこと。まず、まず、曇りだけど、風が無く歩きやすそうな天気。
私は昨日結構調子がよかったので、早月小屋まで行くことにする。
朝4時に起床して5:30にa山さん先頭で出発。リーダーのn水さんにはOB二人は後でゆくから、先行していいよといっておいたけど、一緒に登りましょうとのこと。まずは穏やかで、暑くもなく、風もなく、このまま続いたらいいねって感じの天候。雪は柔らかでアイゼンは履かないでの登行。松尾平を過ぎて少し登ったところで、7:50にo方さんがゆっくりペースなので、a山さんとm月君に先行してもらうことにする。このときまだ天気は曇り風無く穏やかだった。
ゆっくりゆっくり登り、1600mの標識が出てきたとき、高度計を見ると125mくらい低い。高度計を買ったばかりで家で会わせ方を練習したのにうまくいかない。そのままの高度で記録をつけることにする。
登りも結構きつく、雪も腐っているので、キックステップを切りながら登る。風は生暖かく南風。偏西風の影響か?
9時30分頃から小雨が降り出す。少しずつ風も出てきた。あんな穏やかだったのに。
11時過ぎくらいから、雷が鳴り、雨脚が強くなり、風邪も出てきた。
休憩は取るが、なるべく短く取る。雷がだんだん近くになってくる。雨脚も強くなり、突風も吹くようになる。
急な尾根を超えながら、雨の中、早月小屋前に着く。先行している二人に時間があったら、テントを2張り張っておいてほしい。と頼んでおいたが、11時30分頃着いたとのこと。あまりに風が強く、テントは1張りしかたてられなかったとのこと。急いで、雨に濡れながら、もう1張り張る。やっとの思いで張り、荷物を入れ、4人展に5人集まり,一息入れる。雷が近くで鳴り響き、風が強い。隣に張った田のパーティのテントは飛ばされたらしい。まずはガスをつけて濡れものを乾かし、お茶を飲む。
早月小屋は営業をしており、天場代一人500円。ビールロング缶800円也。トイレは小屋の中のトイレを貸してくれる。
テントにいつと「雲稜さん横須賀山岳会です。よろしく」との声。外で出ようとすると、雨風が強いので出てこなくてもいいよとのこと。後で会うと、単独で、途中で出会った人、前日に入山したが、足がつって途中でテント泊とのこと。荷物が大きく、私たちよりゆっくり登ってきた人だった。(名前は聞かずじまいだった)
私たちは雷と強風の中、テントが押しつぶされそうな中、ビールを飲んで、夕食を食べ、就寝。

5/1 朝の内突風 のち風強、曇り時々小雨、夜大雨

4時に起床。o方さんは、私たちと一緒に降りるとのこと、アタックするa山さん、n水さんは停滞。風が強く、他のテントの人がつぶれて小屋へ。私たちの2人天もポールが折れ、アタックの二人は4人天しか無くなり、2人天は下ろすことに。とりあえず、テント場では風は強風だけど、降りられると予想して5:30に出発。2人と横須賀山岳会の人に見送られ出発。尾根に出てみると強風どころではなく、突風。立って歩けず、前に進めず、テントに戻る。10mも進まずに引き返す。
4にん天に5人で入り、ひとまず様子を見る。このまま今日は停滞か。。。なんか、眠く、みんなで苦労してシュラフで仮眠。
11:30過ぎにm月君が外に出ると風が収まって明るくなっているとのこと。即決断して下山することにする。
11:50私を先頭にm月君、o方さんの三人は再度、アタックの二人と横須賀山岳会の方の見送りを受け、出発。
昨日よりは風も若干冷たいが、朝の突風もなく下山。雪は昨日の雨でかなり溶けているし、ぐずぐずだが、アイゼンを履いて下山。急な斜面もあり、シュルンドもあり、気をつけて下山する。1600m付近はかなり雪が割れているので、尾根を確認しながら下山。
松尾平の入り口付近で大休止。ここまでくればもう安心。o方さんが持ってきたミカンをごちそうになり小雨の中ゆっくりする。
松尾平の終了点から雪が無くなったので、アイゼンを外す。ここまで私の足も元気。このまま大丈夫だと思ったら、雪のない登山道になったとたん足が痛く歩けなくなる。ゆっくり足をだましだまし馬場島荘まで降りる。16:25着。

馬場島荘で上の二人への伝言を残し、林道へ。私は足が痛く、うまく歩けない、二人に先行してもらい、歩いていると、後2km地点で管理の車に拾ってもらい、ゲートへ。本当に助かりました。ありがとう!!
17:45ゲートにつき、車に戻る。
m月君は今日中には帰れないので、どこかに止まることになり宿を探す。滑川駅の側のサンルートホテルへ。

5/2 曇り
m月君とo方さんは朝9:53の電車で帰る。
10時頃2人からメールが入り徒長したとのこと、明日下山するとのこと。私は氷見の親戚で1泊しすることにする。

5/3 曇り

朝8時に氷見を発ち、車で馬場島のゲートへ。9:50頃ゲートに着く。二人から電話があり、9:40頃馬場島に着いたとのこと。ゲートが開いていないので11時頃二人があるって戻ってきた。
滑川市営の箕輪温泉に入り、食事をして、一路東京へ。渋滞に巻き込まれ、二人を送り、家に着いたのは夜10時でした。

お疲れ様でした。