47. 苗場山

(2011.11.03)

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日程:2011.10.29〜31
場所:苗場山
メンバー:o方、k部、σ(^_^)の3名

コースタイム:

10/28 21:00東武曳舟駅発
10/29(晴れ) 1:30 結東温泉着、仮眠、6:00起床、バスにて7:34発 小赤沢着。
      小赤沢8:00 − 8:25(服調整)8:35 − 8:50道路から山道へ − 9:20休憩9:35 − 
      10:05 3合目駐車場10:15 − 10:50 4合目水場11:00 − 11:40休憩11:45 − 12:35休憩12:40 −
      13:15坪場13:25 − 14:10休憩14:20 − 14:30苗場山自然交流センター テント泊 19:40就寝
10/30(雨) 6:00起床8:00出発−8:30雲尾坂8:40 − 9:30神楽ヶ峰9:50 − 10:10顕彰碑の分岐 −
      11:30大日陰山11:40 − 12:25休憩12:35 − 13:10休憩13:15 − 14:15小松原避難小屋 20:30就寝
10/31(雨時々曇り) 4:20起床 6:10出発−6:50小松原湿原終了(分岐) − 7:20休憩7:25 − 
      9:45見倉駐車場10:00(道路歩き) − 11:00結東温泉着

前からo方さんと苗場に行こう、湿地巡りをしましょうと言っていながら、なかなか実現しませんでした。
このままだと行かれなくなると、10月末に行くことにしました。
今回は3名で若いk部さんを加えてのゆっくり山行です。
食料担当はo方さん、装備担当は私、k部さんはボッカ担当。といいつつみんな同じくらい背負っていましたけど。

前々から中日の日曜には雨の天気予報。土曜日、月曜日は天気がよさそう。雨の中のある木はちょっと気が重かった。

10/28(金)夜に東武曳舟駅で待ち合わせをして、私の車で出発。赤城高原SAで休憩後、k部さんに運転を代わってもらう。夜13:30に結東温泉に着き寝酒を飲んでテントで仮眠。

10/29(土)晴れ。朝、6時に起床して、ここに車を起き、バスにて小赤沢へ。小赤沢のバス停のところが登山口。ここから登り始める。アスファルトの道を登る。車だと、ここから20分で3合目駐車場に行けるとか。私たちは歩いて3合目まで。途中山道に入り、3合目の駐車場に着いたのは2時間後の10時。

ここには立派なトイレ有り、車も10数台止まっていた。登山届けを提出して、いざ出発。天気もよくて暑いくらい。
4合目で、もし上になかった場合を考えて、水をくむ。なんか暖かくて眠くなる。ここで寝たら上へは行かれないよ。と強い口調で言い、出発。ぬかるみの多い道で、丸太の輪切りが道に並べられている。
 頂上に近づくにつれて、雪が出てくる。坪場へのトラバース手前から、凍って滑る。簡易アイゼンを持ってくるとよかったねと話し合いながら、慎重に登る。
トラバースルートに入ると、朝登った人たちが次々と下山してくる。下りも大変そうだ。

坪場に出ると、一瞬にして周りが開けた。最初はここに泊まる予定だったけど、明日は雨だと言うことを考えて、頂上まで行く。眺めのよい場所で、少しゆっくり休憩する。坪場を過ぎると人はほとんどいない。

頂上の苗場山自然交流センターは10月25日で小屋じまいしたとのこと。
遊仙閣の前にカップルが1パーティいるのみ。
2時半には着いたので、天気は良いし、しばしゆっくりまったりして、仮眠。気づいたら、5時だった。慌てて夕食の支度。o方さんのメニューはすごい。豚しゃぶ。野菜もタッパに入れて持っていており、三人で楽しい夕食ができた。
星空がきれいな夜だったのに、夜半から雨の音。。。。。

10/30(日)雨。降ったりやんだりの雨。今日は小松原湿原までなのでゆっくり起床出発。もうすでにカップルのパーティは出立した後で、この日はロープウェイから上がってくる日帰りの数パーティにあう。
ゆっくりと言いたいが、下りは雪が笹の上に乗ったりして滑りやすく、緊張を強いられる。

途中、入れ歯の忘れ物を発見。いろいろな忘れ物は見てきたが、さすがに入れ歯は初めて。三人で、これは何だ。誰か倒れてないか。。。なんてことはないのであるが。しかし入れ歯を忘れるとは。。。。
顕彰碑を過ぎると全く人とは出会わない。

相変わらず、ぬかるみか、雪で滑りやすいかといった道が続く。
登ったり降りたりと繰り返し、14時過ぎに小松原避難小屋に着く。ここは湿原の入り口で、小屋からは湿原が見えない。雨が降っているので早々に小屋に入る。土間着きの板の間があり、二階もある。かなりの広さがあり、きれいな小屋だ。明日は天気になるかねえと言いながら、お酒を飲んでまったりとする。夕食は豪華な麻婆なす。こんなにいっぱいo方さんは担ぎ上げたのかと感心する。おいしい食事ありがとう!!

10/31(月)雨,時々曇り。出てくるときの天気予報では今日は晴れのはずなのになあ。。。。雨。仕方ないなあ。。。。
お昼までには結東温泉に着き、風呂に入るべく、6:10に出発。
小松原湿原を歩いていると、薄日が差してくる。なかなか良い感じ。青空も見える。良い感じ。
しかし。小松原湿原を過ぎてからまた雨。下に降りるまでずっと雨。

落ち葉が濡れて歩きにくい急斜面を慎重に下る。みんなで何回転んだだろう!!結構緊張のし通し。見倉の駐車場の手前で雨の中、虹が見えた。上からの虹はなかなか良いものだ。

見倉の駐車場からは道路を歩き途中で横道に入るはずが、何も道標もなく、迷ったあげく道路を歩く。結局横道はそれ以後無く、車道を結東温泉まで1時間歩き通して、車まで戻る。

結東温泉は土日しかお風呂がないとのことで、荷物の整理をして萌葱の里のお風呂に入りに行き、そこで食事。

今回はゆっくり登山だったけど、歩いてみるとそんなにゆっくり登山ではなくて、雪道や凍った道の急登の上り下りで結構緊張しながらの山行だった。
o方さんのおかげでおいしい食事をいただき、ろうそくの火を見ながらまったりとできたことはやっぱり個人山行ならではと感じた。

結東温泉前で。ここに車をデポした。  大瀬の滝 
 車道を上がるとこの標識に出会う。左へ。  
3合目の駐車場。奥にある建物がトイレ   
  坪場 
   
 頂上小屋からの風景 苗場山頂上 遊仙閣小屋の後にある。 
   
 
 入れ歯の忘れ物 ここからは人に会わなかった。 
 小松原ルートの途中から見た苗場山  
 小松原避難小屋前で、出発の朝 小松原湿原 
  ここで小松原湿原とお別れ